シアバターは日本で生産することができない、貴重なシアの実からできています。
その原産地はアフリカのウガンダやガーナがメインとされています。
シアバターを本物と見極めるには、原産地をチェックすることは必須。
そして、その上で良い品質のものを手に入れるためにはどうするべきかご紹介します。
シアバターはアフリカのウガンダやガーナが原産地、本物か見極めるポイント!
シアバターは日本国内では作ることができません。
その理由は、シアバターの原材料であるシアの実は、アフリカのウガンダやガーナの地域でしか採取できないからです。
アフリカではシアの木は神聖な木として扱われています。
女性のみが触れることを許され、加工や販売に当たるまでも全て女性だけが可能とされているんです。
シアバター作りは1000年もの間、ガーナ北部の女性達に受け継がれる伝統技術です。
そのため、シアバターの生産地がアフリカ以外になっている場合は「偽物」、あるいはまったく別のものと言う可能性が高いです。
良いシアバターを購入するためにも、アフリカで生産されているものを購入するのがおススメです。
シアバタ―の原産地のチェックをした後は?
シアバタ―の生産がアフリカ現地で行われた後、各メーカーさんの工場に運ばれて製品化されていきます。
この時、シアバター本来の「天然成分」を活かして作られているのが「未精製」のシアバターです。
未精製のシアバターは高温による加熱や、薬品処理などを一切行わないで作られるシアバタ―。
そのため、アフリカのシアバターに近い状態だけど、さらに日本人が使いやすい状態に整えられたシアバタ―なんです。
特に品質の高いメーカーさんであれば、世界的な基準をクリアしたものが販売されています。
オーガニック製品を販売するうえで「オーガニック認定」を受けていることが、その大きな判断基準印なります。
オーガニック認定によって、第3者から「安全性」「製品の品質」に合格の認定を受けたものこそが、よりアフリカのシアバターを丁寧に生かして作られたシアバターです。
もし選ぶ場合は、オーガニック認定を受けたものを選ぶようにしましょう。(→オーガニック認定とは?選ぶ際に欠かせない世界基準)
また、オーガニック認定を受けたメーカーさんの多くは、良心的な価格を設定しているところが多いです。
シアバターの価格は毎年の収穫量などでも変化があります。
しかし、できるだけアフリカでの生産者たちに負担がかからないような「フェアトレード」な価格で取引がされています。
購入する私たちにとっても、できるだけ一定価格で販売してくれているので、良心的なメーカーさんが多いのです。
