シアバターで火傷を治せるって聞いたけど、ホント?
どうやって使ったら火傷を治せるの?
こういった疑問や不安はありませんか?
私も、ヘアアイロンで火傷をしたときに、シアバターを正しく使うことで、早くキレイに治すことができました。
どんな風に使ったのかご紹介していきたいと思います。
- シアバターはやけどを治せるってホント?
- シアバターを使って火傷を治す正しい方法
- シアバターなら何を使ってもOKなの?
シアバターはやけどを治せるってホント?
高い保湿効果があると人気のあるホホバオイル。
結論からお話すると、シアバターでやけどをキレイに早く治せるのは「本当」です。
私自身が火傷をした時に使ってみて試してみました。
ある日、私はお尻を火傷してしまいました。
その経緯は、使いたてのヘアアイロン(200℃くらい)をベットの上に置き・・・その直後にその上に座ってしまいました。
なんともあり得ないお話ですが、ヘアアイロンをベットに置いた瞬間にそのことを忘れてしまい、ストッキングをはこうとベットに座った瞬間に「激痛!!!!」。
しかも、お肌を守ってくれるものを着用していなかったので、素肌のままヘアアイロンの上へ。
もう、熱いというよりも「激痛」・・・。
火傷部分はなんと、直径15cmほどの広さ!
でも、その時は急いでいたので冷やすこともできず、泣く泣くそのまま外出をすることに・・・。
痛みを我慢しながら8時間ほど耐え、ようやく家に帰ってお尻を見ると、火傷部分からは透明の液体が出ている。
しかも、服にまで浸み込んで肌に張り付いてる・・・・。
うすい皮がベロベロに剥け、かなり広範囲で赤くなっていまいた。
「もうやだよ~」と思いながらも、解決策を必死に練っていたところに妹が登場。
「キズパワーパットを張ってそのまま何日か放置すればいいよ!」といってくれたので、実際に試すことに。
「キズパワーパッドスポット」って、医療機関でも勧められることがあるほどの高性能の持ち主!
私も納得して貼ってみたものの、火傷部分が大きすぎて液が漏れる・・・。(笑)
仕方ないと思い、その上から大きなカットバンを貼って液が漏れるのを防ぎ、そのまま数日を過ごしました。
すると・・・なんだか「かゆい」。
なんで?傷が治っているから・・・?
と、疑問に思ったので3日ほど経過してからカットバンとキズパワーパットを剥がしてみました。
すると、火傷の傷口部分の周りに「汗疹」が大量にできまくり!!!
と、最悪の事態を迎えました。
そこで、これではダメだと思い「プロペトホーム 白色ワセリン」と「紫雲膏(しうんこう)」を使う方法に切り替えました。
「湿潤療法」という方法が良いとお医者様にもよくススメらえるので、その方法でワセリンを使い、汗疹には「紫雲膏」をぬりぬり。
こうして1~2週間ほどすると、傷口と汗疹がだいたい治まってくれました。
火傷をキレイに治す、シアバター
そして、ここで使用したのが「シアバター」です。
ワセリンの代わりにシアバターをずっと使っても良かったのですが、かなりの広範囲で火傷をしていたことと、汗疹が気になっていたので、シアバターを使用するのは「落ち着いてから」の方がいいかなと判断しました。
ワセリンと紫雲膏を塗るのをやめ、火傷部分に毎日シアバターを使いました。
地味に毎日ぬりぬり、ぬりぬり。
もうこの時には、自分のお尻を毎日見る習慣がついてました。(笑)
そして、火傷をした日から1か月ほど経ったくらいから、火傷部分に変化が表れました。
もう傷口はキレイにふさがっていましたが、やっぱり火傷跡のようになっていて気になっていたんです。
それが少しずつ薄まっているような感じ♪
さらに、そのまま毎日塗り続けました。
というよりも、全身の保湿に使った方がいいんじゃないかと思い、お風呂上りに全身に使うようになりました。
そしてそして、火傷から2カ月半~3ヵ月ほど経ったある日。(もうすでに火傷のことは忘れていました。笑)
ふとお尻を見ると・・・「キレイになってる!火傷跡がない!」と気づきました。
私はもともとケロイド体質なので、ケガをするとケロイドになって傷跡がよく残ってしまいます。
しかし、毎日シアバターを塗り続けていたおかげで、お尻の火傷は跡が一切残っていない状態に回復していたんです!
と、思わず飛び跳ねて喜んだくらいうれしかったです。
と同時に、なんで今まで他のケガに使わなかったのか後悔しました。(笑)
私自身が試すまではこんなに効果があるとは思っていなかったので、火傷をしてしまった際にはおススメです。
私の場合は火傷の範囲が広かったことと、お尻だったので「座る」「立つ」「衣類との摩擦」などで刺激が多い部分であることが影響して治るのは遅かったです。
でも、もっと狭い範囲で刺激の少ない部分であれば、数日で治ることもあります。
シアバターを使って火傷を治す正しい方法
シアバターを使って火傷を治す方法はとっても簡単です。
塗る頻度と塗り方を間違えなければOK!
- 傷口が乾燥しない頻度で塗ること(だいたい1日4~5回程度)
- お風呂上りなどの清潔な状態の時
- 傷口が汚れていたり、衛生状態が良くないときは水で濡らしたコットンなどでふき取ってからシアバターを塗る
- 少したっぷり目に塗ることを意識する
この4つのポイントを意識して塗るだけでOKです。
他に特別な使い方などはありません。
治りかけてかゆみがある時に塗るのもOKです。
傷口をくっつけて皮脂の治癒能力をサポートしてくれます。
シアバターなら何を使ってもOKなの?
シアバターであれば何でもOK!というわけではありません。
シアバターの中には「精製」と「未精製」の2種類があります。
「精製」されたシアバターは化学成分を使って製品化されているので、肌に馴染むというよりは「ワセリン」に近い使用感覚があります。
一方、「未精製」のシアバターは化学的な処理を一切されずに製品化されているのでお肌に馴染みやすい特徴があります。
また、未精製のシアバターにだけは天然の美容成分が含まれています。
これらの成分が火傷を治す手助けにもなってくれるので、火傷を治す際には「未精製」のシアバターがおススメです。
さらに、未精製のシアバターでも特に「やけど」などでお肌が敏感になっている状態のところに使うので、品質の良いものを使う必要があります。
シアバターは天然成分100%のオイルなので、メーカーさんによって大きく品質が異なります。
また、偽物や粗悪品が出回っていることもあるので、「信頼」のできるシアバターを購入することが大切です。
信頼のできるシアバターを選ぶポイントとして、国際的なオーガニック基準をクリアしているものがおススメ。
世界基準で審査を受け、合格した製品だけがもらうことのできる「認証」があります。
これを受けているシアバターは限られており、日本国内でも数少ないメーカーさんから販売されています。
火傷などに使用する場合は、できるだけこういった基準で選ぶ方が安心して使うことができると思います。
