シアバターは天然成分100%の美容オイルですが、酸化に強く、比較的使用期間が長いといわれています。
しかし、それでもやはり「使用期限」はあります。
基本的にはどれくらいが「使用期限」になるのでしょうか?
また、できるだけ使用できる期間を長くするためにも、正しく保管することが大切です!
シアバターを長持ちさせるためにも、正しい保管方法をご紹介します。
シアバターの使用期限どれくらい?
シアバターは酸化に強く、品質が安定している美容オイルです。
しかし、オイルには変わりないので「空気」に触れることで酸化をしてしまいます。
そのため、シアバターにはメーカーさんから使用期限が表示されています。
シアバターの使用期限
未開封の場合 | 1~2年 |
開封後 | 3か月~半年、長い場合は1年 |
ただ、できるだけ早く使うことをおススメします。
具体的に、開封後は1~3か月程度で使い切ることがベストです。
使用期限を過ぎるとシアバターは酸化をしてしまったり、シアバター自体が劣化をしてしまいます。
安全に使用をするためにも、使用期限を守って使用しましょう。
逆に、使用期限を過ぎていなくても、臭いが変わってしまった場合は使用を控えましょう。
品質が劣化したシアバターを使用すると、お肌や髪に逆効果を与えてしまいます。
人の肌や髪以外にも使える方法があるので、酸化や劣化したシアバターは人の肌や髪以外に使用するようにしましょう。(→酸化したシアバターを使うとどうなる?人の肌や髪以外に使う方法とは?)
シアバターの正しい保管方法「冷蔵庫」で長持ちさせる秘訣とは!?
シアバターの保管方法によって、シアバターの使える期間が変わってきます。
シアバターの保管状況が悪いと、使用期限を過ぎる前に使えなくなってしまうこともあります。
シアバターを保管する上で、気をつけることは次のポイントです!
シアバターを保管する上で気をつけること!
- 直射日光を避ける
- 25度以上になる所に置かない
- フタはきちんと閉めておく
- 高温多湿を避ける
シアバターはもともと気温の高い国で作られていたクリームなので、冷蔵庫にも入れない方がいいと記載されている製品もあります。
しかし日本には四季が存在するので、高温多湿を常に裂けて、常温で良い保管環境を作るのは至難の業。
そこで、次の3つのことを意識して保管をするとシアバターを長持ちさせることができます。
シアバターを長持ちさせる3つの秘訣
1 冷蔵庫の保管と、常温保管を使い分ける
シアバターは基本的に、冷蔵保管をしなくても品質に問題はありません。
一度溶けても品質が大きく劣化することはなく、そのまま使用しても問題ないからです。
しかし!!
お肌に使用する場合は効果にバラつきが出るので、あまり良い状態とは言えません。
品質の劣化はあまり見られませんが、酸化した臭いがし始めたら使用を控えてくだださい。
冷暗所(特に冷蔵庫など)で保存している場合には2~3年は変質しないと言われています。
良い状態で保存するためにも、冷蔵庫での保管は長持ちさせる秘訣なのです。
しかし!!
冷蔵庫から出したり入れたりする温度変化は、シアバターにとって良くありません。
そのため、次のような使い方がおススメです。
シアバターの冷蔵庫と常温の使い訳
- 長期間使用しない場合は、冷蔵庫で保管
- 定期的に使う場合は、小分けの容器に入れて使う分だけ常温で保管し、使わない大きな容器は冷蔵庫で保管
冷蔵庫で保管していたシアバターを冷蔵庫から出して使う際は、一度常温に戻してから使用しましょう。
何度も冷蔵庫と常温での状態を繰り返さないようにしてください。
2 直接容器に手を入れない
シアバターは缶に入った状態で販売されています。
そのため、指ですくって使おうとするのが自然ですよね。
しかし!!
それは、直接指を容器に入れることで、容器の中で雑菌が繁殖しやすくなります。
天然成分のオイルだからこそ、直接触れたり、雑菌が繁殖しいやすい状態を防がなければなりません。
使用する際は、次の方法で使用しましょう。
- 1か月程度で使い切れる容器に移して、指ですくって使う
- スパナチュラルやスプーンなどを使って、シアバターを削り取って使う
直接指で触れたい場合は、小分けにした容器に移して、早めに使い切るようにしましょう。
ただし、小分けの容器に移す際は直接手で触れないようにしてください。
3 高温多湿にさらさない
シアバターをはじめ、天然の美容オイルは高温多湿に弱い性質があります。
そのため、お風呂場などの高温多湿の環境に置いたり、シアバター自体に水分が混ざると、腐りやすくカビも発生しやすくなります。
また、冬場はどうしてもシアバターが固くなりがちです。
温かい部屋においておくなど、寒すぎない場所に置いておくと使いやすくなります。
ただしこの時に注意することは、「暖房器具」の近くに長時間置いたり、直射日光に当てすぎないようにすることです。
品質を変化させてしまう可能性があるので、あくまで常温で多湿になるところを避けて保管しましょう。
シアバターの使用期限と正しい保管方法を守って、正しく使おう
シアバターは正しい保管方法を守ることで長持ちさせることができます。
美容オイルのなかでは比較的酸化しずらく、安定した品質を保つシアバターです。
使用期限と保管方法を守ることで、お肌に嬉しい効果をもたらしてくれます。
ただ、長期間使用しないでおいておくと、容器の中の空気と触れている表面部分が酸化することがあります。
表面を少し削ると、中のほうは問題なく使えることが多いです。
削っても中が白く酸化している場合は、そのシアバター自体の使用を控えましょう。(→シアバターの酸化を見分けるポイントとは?使用したらどうなるの?)
シアバターは多くの使用方法があり、私たち人の肌や髪など多くの部位に使うことができます。
「使い切る自信がない!」という場合も、できるだけ多くの使い方を試してみてください。
少しずつ使えるように、小分け容器に入れておくことで安全に使用することができますよ♪
