シアバターはとても高い保湿効果があるため、私たち人のスキンケアに向いていると言われています。
それは「目元」のケアも例外ではありません。
でも、目元のケアとなると刺激にならないか心配ですよね。
シアバターを目元のケアに使う理由と、目元のケアで期待できる効果や使い方をご紹介します。
シアバター【目元周り】のケアに効果的な7つの理由
私たち人の肌は、水分と油分でバランスが保たれています。
このバランスが崩れると「乾燥肌」や「オイリー肌」を招きやすくなります。
特に乾燥しやすい時期や、水分と油分のバランスが崩れていると、強く「乾燥」を感じやすくなります。
お肌が乾燥すると、次ような肌トラブルが発生しやすくなります。
肌の乾燥が引き起こす肌トラブル
- シミ
- シワ
- くすみ
- ニキビ
- 花粉症などのアレルギー症状
- アトピーの悪化
それは目元の皮膚も同じです。
しかも、目元の皮膚は他の部分と比べると「乾燥」を招きやすい特徴があります。
その目元が乾燥しやすい理由は、主に7つあります。
そして、その理由ひとつひとつに、シアバターを使うことが効果的だという理由があるのです。
1 目元の皮膚が薄い
目元の皮膚はもともと他の身体の部位よりも薄い作りになっています。
だいたい顔の他の部分と比較をしても、3分の1~4分の1と言われています。
皮膚が薄いということは・・・
そのため、頬や額などと比べると目元の皮膚に含んでおける水分量が少ない分、乾燥しやすくなります。
同じように顔全体をスキンケアをしても、時間が経過すると目元が乾燥しやすくなるのはそのためです。
重点的に保湿をしておくことで、できるだけ長時間水分を肌にとどめておけます。
シアバターは、保湿した水分をお肌にとどめておく蓋の役割をしてくれます。
そのため、保湿した水分を外に逃がさないで肌にキープすることができるのです。
2 皮脂分泌が少ない
目元には、皮脂腺がとても少ない特徴があります。
お肌がテカテカになっている時、目元には皮脂があまり浮いていない経験はありませんか?
ということは、目元の皮膚には「皮脂膜」を作ることが難しいということです。
皮脂膜がないと、肌から水分が蒸発しやすく、皮膚が乾燥した状態になりやすくなります。
目元に水分と油分を足すスキンケアによって、乾燥を予防することにつながります。
特にシアバターはには、人の皮脂と同じ成分が含まれています。
そんため、お肌には低刺激な上、皮脂膜と同じように水分をお肌にとどめておく役割りをしてくれます。
3 無意識に触ってしまやすい
目元には無意識に触ってしまいやすい症状が起こりやすいです。
例えば「目がかゆい」「眠い時」「目の乾燥によって違和感を感じる時」など、ついつい目元を触っていませんか?
目元の皮膚は薄く、乾燥しやすいお肌をしています。
それはバリア機能が低く、ちょっとした刺激にも反応してトラブルを起こしやすくなるということです。
特に、目元をこすることがクセになっていると、知らないうちに高い頻度で目を触っていることになります。
目元をこする癖を解消したり、目元のバリア機能をスキンケアによって高めておくことが大切です。
バリア機能を高めるためには、肌の水分量をアップさせるスキンケア!
それには保湿成分とシアバターのような油分を使う方法が効果的です。
4 メイクによる刺激
メイクの中でも重要なのが「目元」という方も多いと思います。
そのため、メイクによって目元に刺激を与えることが多くなります。
例えば、目元のメイクを直したいとき、刺激の強いメイク道具を使う場合など、目元に知らず知らずのうちに刺激を与えているのです。
綿棒でこすったり、アイシャドウのチップでこすったり、肌を「こする」「摩擦を与える」という動作が多くなります。
こすったりする頻度が高いと、シワやシミを引き起こす原因になります。
目元のメイクをする方にとっては、目元のケアは必須です。
できるだけ保湿をして、その水分をシアバターで外に逃がさないようにしてあげることが大切!
5 間違ったスキンケアが、目元にも負担を与えている
目元のスキンケアに、どれくらい気をつけていますか?
化粧水やクリームを使っていても、目元にしっかりと塗れていなければ意味がありません。
また、しっかり塗りたくて強く何度もこすっていることも、目元を刺激することにつながります。
アイメイクを落とすためにゴシゴシと洗ったり、洗浄力の強い洗顔料を使うこともNGです。
目元にはできるだけ刺激を与えないように、程よい洗浄力のある洗顔料で、正しい洗い方をすることが必須!
適度なメイクであれば、シアバターで落とすこともできます。
また、洗顔料や洗顔で乾燥したお肌を、保湿成分とシアバターで保湿することで、効率的に保湿をすることができます。
6 アレルギーなどの皮膚炎で、肌のバリア機能が低下している
アレルギーやアトピーなど、皮膚の炎症によって肌のバリア機能が低下していることがあります。
その場合は、目元も乾燥しやすくなり、肌トラブルを引き起こしやすくなります。
しかし!
「肌のバリア機能を高める=アレルギーやアトピーの予防」につながるのです。
そのため、アレルギーやアトピーにも刺激の少ない化粧水や、保湿ケアを行うことが必須!
化粧水などがしみるからといってケアをしないと、さらに肌の状態は悪化しやすくなります。
肌がヒリヒリしない化粧水を使って、さらにその化粧水の保湿成分が外に逃げ出さないように油分で蓋をしてあげましょう。(→超敏感肌向け、厚生労働省も認めた化粧水7選)
シアバターは赤ちゃんでも使えるといわれるほど、お肌に刺激の少ない優しい天然オイルなのでおススメです。(→赤ちゃんでも使える、シアバターの成分とは?)
7 目を酷使している
目を使いすぎると、目元の乾燥につながります。
目を使えば使うほど、目の周りの筋肉が凝り固まります。
すると、目の周りの血行が悪くなり、目をより酷使してしまったり、目の周りの皮膚に栄養が行き届かなくなるのです。
目元をしっかりと休めてあげることが大切です。
目元の血流をよくするためにも、フェイスマッサージや目元を軽くマッサージすることもおススメ。
シアバターを使ってマッサージをすると、保湿ケアと血行改善のダブル効果を発揮してくれます。
シアバター【目元周り】のケアに効果的な使い方!
シアバターって、目の周りに使ってもいいの?
と、心配になる方も多いかと思いますが、むしろ目元のケアに使うことをおススメしたいオイルです。
そのため、皮膚が薄い目元でも安心して使うことができます。
目の中に間違って入っても問題がないほどです。
ただし、使用する前には「パッチテスト」を行ってから使用を開始しましょう。
絶対に誰でも大丈夫!というわけではないので、パッチテストをしてアナタの肌に合うかどうかチェックをしましょう。(→シアバターのパッチテストの方法)
シアバターを目元のケアに使う方法
シアバターを目元のケアは、目元の肌トラブルや肌の状態を改善するためにつかうことができます。
そして、その効果を発揮する方法は次の3つです。
シアバターを目元のケアに使う方法
- アイクリームのように、目元に重点的に塗る
- フェイスパックやアイパックで、目元のマッサージに使う
- まつ毛をケアする
詳しい使い方は、コチラからご紹介しています。(→目元はもちろん!シアバターで顔をケアする、7つの詳しい方法)
シアバターを選ぶ時のポイント
シアバターを目元のケアはもちろん、顔や体のケアに使う場合は良い品質のものを使うようにしましょう。
シアバターは人気の高い天然オイルだからこそ、メーカーによって品質の差がとても大きいです。
私自身も、シアバターを選ぶ際にとても迷いました。
その中でも「選ぶ基準」として、エコサート認定を受けているかどうかを目安にしました。
エコサート認定を受けているメーカーさんは、国際的にオーガニックを原材料とした化粧品の高い品質を保証しているものです。
日本でも限られたメーカーさんのみが認定を受けています。
私はその中でも「ココロピュア」を選んで使っているのですが、使い心地がとても良くておススメです。
シアバターは天然成分だからこそ、良い品質のものを選んで使いましょう。
特に目元のような、皮膚が薄くデリケートな部分は良いものを使う方が安心です。
