シアバターには私たち人の肌に馴染みやすく、高い保湿効果があることから人気の高いスキンケアオイルです。
そんなシアバターは、顔を保湿するフェイスクリームとしての役割も果たすことができます。
シアバターを使うことで、どんな役割をしてくれるのでしょうか?
本来フェイスリームが果たす保湿の役割や、シアバターを使うことでどんな効果が期待できるのかご紹介します。
顔の保湿【フェイスクリーム】は、どんな役割をしているの?
私たち人の肌には「水分」がとても大切です。
保湿のスキンケアを行うことで、私たちの肌をキレイに保つことができます。
では、保湿クリームを使うことで、お肌にはどんな効果があるのでしょうか?
保湿クリームを使うことで、期待できる効果
- 過剰な皮脂分泌を防ぎ、正常にするよう働きかける
- インナードライ肌や敏感肌の対策になる
- 化粧水などの保湿効果を、より高める
- 化粧水や美容液の美肌成分が、よりお肌に吸収されやすくなる
- 肌が柔らかくなり、キメが細かくなる
- シミやシワ、ニキビといった肌トラブルを予防する
- 肌のバリア機能が高まり、外的刺激に強くなる
これらは、保湿クリームを使うことで「水分」をより肌にとどめることができるからです。
乾燥を感じていたり、バリア機能が低下しているお肌には、水分を逃がさないようにするケアがとっても大切。
保湿クリームを使うことで、お肌の状態を改善しやすくなります。
私自身も、皮脂分泌が多いせいでメイク崩れがしやすかったり、大人ニキビがよくできていました。
しかしある日「もしかしたら乾燥が原因なんじゃ・・・」と思って、乾燥を予防するスキンケア方法に切り替えてみました。
すると!!
もし、どんなケアをしても肌の状態が良くならない・・・という場合は、今のアナタのスキンケアが間違っているかも。
保湿をしすぎることもNGですが、乾燥が不足しているとお肌の状態は悪化しやすくなります。
特に、お肌が水分を保持する力は40代以降から大きく衰えていきます。
年齢的にも「乾燥」を感じやすくなっている場合は、より保湿に力を入れたケアをしていきましょう。
フェイスクリームの役割
スキンケアをする際に、「化粧水」「美容液」「クリーム」などの多くの種類のスキンケア用品があります。
どれも「保湿」を目的としていることから、どれを使っても、どんな順番で使っても同じと思いがちです。
お肌を保湿する上で、大切なのは3つのバランスを保つこと。
- 水分を与える
- 水分を保持する
- 水分の蒸発を防ぐ
この3つをバランス良く保つことで、肌の水分と油分のバランスが保たれ、健康なお肌が作られます。
そして、お肌に水分をしっかりと長くとどめておく秘訣でもあります。
「化粧水」「美容液」「クリーム」の役割には、この3つをバランス良く行えるように作られているのです。
お肌に必要な3つの要素
化粧水 | 美容液 | 保湿クリーム | |
水分を与える | ◎ | 〇 | △ |
水分を保持する | 〇~△ | ◎ | 〇 |
水分の蒸発を防ぐ | × | △ | ◎ |
この役割は、バランスが崩れるとお肌の状態を悪化させる原因にもなります。
例えば、化粧水だけだと「水分を与える」ことに長けていても、すぐにお肌から水分が逃げてしまい、肌は乾燥した状態になります。
バリア機能が低下し、肌トラブルを起こしやすい状態を作ることになるのです。
逆に、保湿クリームだけを使うと、お肌に水分が不足している状態で肌に「蓋」をしてしまうことになります。
そうなると、肌の内側は乾燥しているため「皮脂分泌が過剰」になるのに、肌の表面にはクリームで膜が張られていることから、肌はテカテカに見えてしまいます。
そうなるとインナードライ肌を引き起こし、より肌のバリア機能を低下させることにつながるのです。
そのため!
美容液はお好みでつけても、つけなくても、アナタの肌質に合わせて選んでみましょう。
最も大切なのは「化粧水」と「クリーム」です。
そして!!
シアバターを顔の保湿フェイスクリームとして使う、美肌効果とは?
シアバターには、「水分の蒸発を防ぐ」成分が含まれています。
そのため、多くの研究でもシアバターのその効果は認めれてきました。
しかも!!
お肌が弱くて敏感な方や、乾燥が原因でバリア機能の低下しているお肌にも使いやすいのです。
さらには、肌トラブルを起こすような副作用も、ほとんど報告されていません。
私たちの肌に馴染みやすく、お肌も受け入れてくれやすい成分をしているのです。
そのため、お肌への刺激が少なく、保湿効果も高い特徴があります。
ただし、ごくまれにアレルギー反応を起こす場合があるので、心配な方はパッチテストを行ってから使用を開始しましょう。(→パッチテストの方法)
シアバターを保湿クリームとして使う方法
使うタイミング
- 洗顔後の、お肌が清潔な状態のとき
- 夜に使うことがおススメですが、乾燥がひどいときは朝もOK!
シアバターの量
- 液体になった状態で、1~2滴程度
- ポイントケアにも使いたい場合は、重ね塗りもOK!
始めは少なすぎるかも?と、感じる程度から使い始めて、乾燥を感じるようであれば1滴ずつ増やして様子をみましょう。
使い方
- 洗顔をする
- 化粧水をつける
- シアバターを手に取り、手のひらに広げる
- シアバターを優しく顔に塗る
- お肌の状態に合わせて、美容液や乳液を塗る
シアバターを顔のフェイスクリームに使って、効率よく保湿をしよう!
私たちの肌は、皮脂分泌を行うことで「油分」を肌に与えます。
肌の状態は「水分」と「油分」のバランスの上に成り立っています。
そのため、どちらかが不足したり、多すぎたりすると、肌の状態は悪化しやすくなるのです。
そのため、シアバターの使用は30代以降のお肌におススメ!
お肌の水分の蒸発を防ぐ力が落ちてくるので、保湿クリームの基本的な役割をシアバターで果たすことが、よりお肌の状態を保つことにつながります。
シアバターを選ぶ際は、シアバターの安全性をしっかりと確認することが大切です。
「精製」と「未精製」の2種類のシアバターがありますが、おススメは「未精製」のシアバター。
微量な美容成分が含まれているため、精製よりも栄養素が多く含まれています。(→シアバターの精製と未精製、その詳しい違いとは?)
また、未精製の場合は完全に天然成分100%の製品ですが、安全性に偏りがあるのも事実です。
そのため、世界的なオーガニック製品の安全基準である「エコサート」を取得ているメーカーさんのシアバターを選ぶことがおススメです。
厳しい審査を受けて販売することができるようになっているため、一つの安全を確認する方法になります。
特に私も使っているシアバターで、エコサート認定を受けている「ココロピュア」は使い心地も良くておススメです。
