脂漏性皮膚炎って、実は意外とよく聞く名前ですよね。
シアバタ―を使うと脂漏性皮膚炎を治せるという話を聞いたけど、本当かな~?と気になっていませんか?
私自身も脂漏性皮膚炎になった際に、シアバターを使ってみました。
その時の状態や、改善されたかどうかを、次のような順番でお話ししていきます。
- シアバターを使って脂漏性皮膚炎を治そうとしてみた
- シアバターを使って脂漏性皮膚炎を治せるのは、赤ちゃんだけ?大人はNG!?
シアバターを使って脂漏性皮膚炎を治そうとしてみた
シアバタ―を使って、脂漏性皮膚炎を治そうとして試してみました。
ちなみに、私は大人です。(笑)
赤ちゃんの脂漏性皮膚炎に対する記事を見たので、大人の脂漏性皮膚炎に対しても効果があるかな~?と思って使った結果・・・。
そこで、その理由を考えてみたところ、そもそも原因を改善していないということに気づいたんです。
脂漏性皮膚炎の原因はいろいろあって、はっきりしたものは特定できないそうですが、次のようなことが影響していると言われています。
- 皮脂の分泌が多く、皮膚に皮脂が多く溜まりすぎていたり、洗えていない可能性
- 皮脂の多い場所を好むマラセチア菌というカビ(真菌)の増加
- 生活スタイルの乱れ
- 脂肪分の多い食事、ビタミンB不足
- 過度なストレスによるホルモンバランスの乱れ
ということは、皮脂分泌が多くなっていて、その皮脂による影響が高いということです。
それなのにシアバターを塗った私は・・・悪化させたのも正常な体の反応ですね。(笑)
シアバターを使って上手に保湿をすることで、大人ニキビを予防することはできます。
しかし、シアバター単体で保湿をする際には使い方を気をつければ、脂漏性皮膚炎やニキビを悪化さえる原因となるのです。
脂漏性皮膚炎を治す場合は、まず医療機関でお薬を処方してもらいましょう。
私は処方された塗り薬ですぐに治すことができました。
先生がおっしゃるには、ストレスでも皮脂分泌が盛んになるので、脂漏性皮膚炎ができるようになるんだよ、とのこと。
脂漏性皮膚炎があるけど、お肌が乾燥しているからシアバターで保湿したい、という場合は正しい使い方をするようにしましょう。
シアバタ―のみの保湿ではうまくいかないことがあるので、次の使い方を参考にしてみてください。(→シアバターのみの保湿はNG!?正しい保湿方法とは?)
シアバターを使って脂漏性皮膚炎を治せるのは、赤ちゃんだけ?
大人の脂漏性皮膚炎と違うのは、赤ちゃんの脂漏性皮膚炎です。
大人の脂漏性皮膚炎は「かゆみ」を伴ったりしますが、赤ちゃんの場合は「痛み」も「かゆみ」もありません。
そのため、見た目ではかゆそうに見えてもそういった感覚はないので安心です。
まずは医療機関でどのような皮膚状態か確認してもらいましょう。
その後、乳児脂漏性皮膚炎と判断された場合は2~3ヵ月、長くても1年くらいでおさまると言われています。
アレルギーや皮膚炎とは違うので、ずっと続くわけではありません。
ただ、その原因もまたハッキリとは解明されていないんです。
一部では、皮脂の過剰分泌が皮脂細胞に詰まることが原因とも言われています。
そのため、肌質によってはシアバターを使わない方がいい場合もあります。
大切なのは、適度にお肌を洗って皮膚を清潔にしてあげること。
そして、適度な保湿です。
刺激の少ないシャンプーや石鹸を使ったりしてあげるとなお良いとのこと。
かさぶたがはがれない場合にワセリンを使うことがあるので、シアバターももちろん使うことができます。
ただし、体質によってはアレルギー反応を示すことがあります。
使用する前にパッチテストをして使えるかどうか様子を見るようにしましょう。(→パッチテストの方法)
お風呂上りなどのお肌に水分を保っている状態の時に、水分を肌に保湿できるように使ってあげることが保湿効果を高めることになります。
保湿効果を高めてあげることで、脂漏性皮膚炎を改善しやすくなることがあります。
使い方は大人と同じで薄く塗ってあげるので、こちらの記事を参考にしてみてください。(→シアバターを全身保湿に使う方法)
