シアバターを髪に使用することで髪にツヤが出たり、まとまりが良くなる効果が期待できます。
シアバターはとても保湿効果が高いため、お肌に使用する以外にもたくさんの使い方あるのです。
しかし、注意をしなければならないのは「使い方」です。
正しく使わなければシアバター本来の効果を得ることができません。
そこで、今回はシャンプーの前後とシャンプー時に一緒に使える3つの使い方と効果をご紹介します。
シアバターが髪に使うと良い理由
シアバターはお肌や髪にとって嬉しい効果を発揮するといわれています。
それは、シアバターの持つ成分に秘密があります。
シアバターの主成分はステアリン酸とオレイン酸です。
髪や肌だけでなく、頭皮にも馴染むことから頭皮のケアにも使用することができます。
髪のトラブルのほとんどの原因は、ヘアカラーやパーマ、水分や油分不足、髪の周期の乱れからくる髪の改善能力の低下があります。
髪に栄養を与えて、その影響を髪にしっかり浸透させ保つことが大切です。
そして、髪の周期の乱れを正常に戻し、ダメージの改善を手助けすることで、髪の状態を改善することができます。
シアバターに期待できる効果
- 髪の乾燥を予防し、保湿する
- 熱や紫外線から守る
- ダメージを改善する
- 頭皮の乾燥を予防し、保湿する
シアバターは浸透しやすい反面、はじめはベタツキを感じるかもしれません。
お肌や髪に馴染むとベタつきは感じにくくなるので、手に取ったシアバターを手のひらで少し温めてから塗ると使いやすくなります。
シアバターを【シャンプー】の前後、一緒に使う3つの使い方と効果とは?
シアバターを髪や頭皮に使う方法はいろいろあります。
その中でも、シャンプーの前後や一緒に使う3つの使い方をご紹介します。
1 シャンプー前には頭皮ケアがおススメ
シャンプーの前には、頭皮の毛穴に詰まった汚れを落としやすくケアがおススメです!
頭皮にも毛穴があり、毛穴に汚れがたまっていると頭皮のトラブルを起こしやすくなります。
頭皮トラブルで見られる症状とは?
- かゆみ
- フケ
- ニオイ
- 白髪
- 抜け毛、薄毛
頭皮は顔や体の皮膚と同じで、ターンオーバーを繰り返すことで健康な状態を保っています。
しかし、毛穴に汚れや皮脂がたまってしまうことで、正常なターンオーバーができなくなり、頭皮トラブルを起こしやすくなってしまいます。
頭皮に詰まった皮脂とシアバターは似ている成分なので、頭皮に馴染ませることで汚れや皮脂を浮かせて、洗い流しやすくしてくれます。
しかも、頭皮の乾燥も同時にケアすることができるので、頭皮トラブルをさらに予防しやすくなります。
頭皮ケアのやり方
準備するもの
- シアバター(適量、たっぷり目)
- ブラシ
- シャワーキャップ(あるいは蒸しタオル)
- シャンプー
手順
- 髪が乾いた状態で、よくブラッシングをしておおまかにゴミを落とす
- シアバターをたっぷり目に手のひらにとる
- 手のひら全体に伸ばして、頭皮を中心にシアバターを塗っていく
- 指の腹を使って、丁寧に頭皮マッサージを行う
- 蒸しタオル、あるいはシャワーキャップで髪を覆い、15~20分ほど置く
- お湯で丁寧にすすぐ
- シャンプーをして洗い流す
その後のシャンプーも通常より丁寧に洗いましょう。
シアバターを頭皮と髪の両方に使うことで、髪パックの効果も期待できます。
頭皮はキレイになりトラブル予防、髪は保湿力が高まりパサつきを予防することができます。
2 シャンプーに混ぜて使う
シャンプーは私たちの髪や頭皮の汚れを落とすために、ある程度の洗浄力があります。
しかし、その洗浄力は肌の弱い方にとっては「刺激」になることがあるんです。
髪が乾燥すると、パサつき広がりやすい髪になります。
また、頭皮が乾燥すると先ほどご紹介した「頭皮のトラブル」と同じ状況を作り出してしまうのです。
そこで!!
洗いあがりはしっとりとした感じになり、乾燥も予防されます♪
過度に皮脂を洗い流さないように、シアバターの高い保湿能力が守ってくれるのです。
この使い方は、シアバターを髪に塗るとベタつきが気になる方にとってもおススメの使い方です。
シャンプーにシアバターを混ぜる使い方
準備するもの
- シアバター(適量)
- シアバターを入れる小さい容器
- シャンプー
やり方
- シアバターを使う分だけ、小分けの容器に入れる
- シアバターをオイルになるまで手の平で溶かす(あるいは事前に溶かしておく)
- 使う分のシャンプーにシアバターを混ぜる
- 優しく洗い、流す
シアバターは高温多湿に弱いので、浴室内に持ち込む際は小分けの容器に入れましょう。
また、直接シャンプーの容器にシアバターを入れることもNG!
シアバターの品質が劣化してしまう可能性があります。
そう思ったアタナには、もともとシアバターが含まれているシャンプーを使うこともおススメです。
「美髪ベースメイクシャンプー『守り髪』」だとシアバター入りなので、シアバターの効果を感じやすい製品になっています。
3 シャンプー後の髪に使う
シャンプーをした後、リンスやコンディショナーを使って髪を保湿したら終わり!・・・ではありません。
髪は多くの刺激にさらされており、ケアをしないと傷んでいきます。
かといって、ドライヤーで乾かさないと、より乾燥やダメージが強まるリスクが高まります。
それは、髪が濡れている状態の時が、もっともダメージを受けやすいからです!
ツヤのある、まとまった髪にしあげやすくなります。
しかも、乾燥で髪がパサ付く時はもちろん、静電気が起きやすい時にも髪が広がることを予防してくれるのです。
シャンプー後にシアバターを使う方法
用意するもの
- タオル
- ドライヤー
- シアバター(適量)
使い方
- 髪を洗った後、タオルドライをする
- 手に適量のシアバターをとる
- 手のひらでシアバターを広げる
- 毛先や乾燥をしている部分を中心に、シアバターを広げる(時間があれば、この後に10~15分ほど時間を置く)
- ドライヤをする
肩より短いボブの長さだと、1cm角くらいのシアバターを使います。
つけすぎるとベタベタの髪に見えるので、はじめは少量を塗り、足りなかったら少しずつ足していくようにしましょう。
シアバターを【シャンプー】の前後、一緒に使って嬉しい効果を引き出そう!
シアバターをシャンプーの前後に使うことで、頭皮や髪の乾燥を予防することができます。
適量を正しく使うことで、髪や頭皮には嬉しい効果が期待できます。
髪の場合はツヤが出てまとまりが良くなります。
私も毎日使用していますが、これまで使った天然成分の美容オイルの中で一番まとまりが良いです。
使うときと使わない時では、毛先のパサつきが全然違います。
頭皮にとっては「乾燥」や「毛穴の汚れ」を予防することは、頭皮のトラブルを予防改善することにつながります。
「かゆみ」「フケ」「臭い」「抜け毛」「白髪」といった、頭皮トラブルは「乾燥」や「毛穴のつまり」が原因で起こる場合があります。
どうしても悩みが気になる場合は、シアバターが配合された薬用のシャンプーもあります。
薬用シャンプーは厚生労働省に認められたシャンプーのことで、国のお墨付きシャンプーです。
薬用シャンプーの中でも、「the MILLSシャンプー」は男女関係なく、頭皮の悩みを解決に近づけてくれます。
頭皮や髪のことで悩んでいる場合は、シアバターを使ってみることをおススメします。
すべての方に効果があるとは言えませんが、安全性の高い美容オイルでとても使いやすいですよ♪
