シアバターは安全性や保湿力が高く、スキンケアにはとても人気のオイルです。
もちろん、シアバターで手作り化粧品やコスメを作るものおススメ♪
ただし、シアバターで石鹸を手作りする際は、とても危険なことがあります。
私個人としては、石鹸を手作りすることはあまりおススメできないんです。
その理由を、次のような順番でお話ししていきます。
- シアバター石鹸を手作りする、でもそれって危険って知ってる!?
- シアバターの石鹸を入手する方法
シアバター石鹸を手作りする、でもそれって危険って知ってる!?
シアバターを使うことで、お肌優しいコスメや化粧品を作ることができます。
シアバターをベースにすることで、「天然成分」で化学成分の含まれていないものだからです♪
「じゃあ、石鹸もシアバターで作っちゃったら良いじゃないかな~?」と思いますよね。
私もそう思いました。
だって、肌に優しそうですよね。
シアバターの石鹸を手作りするのが危険な理由
シアバターを使って石鹸を手作りするのが危険な理由、それは「材料」にあります。
シアバターなどの天然オイルだけでは石鹸にならないですよね。
石鹸を作る際に「石鹸」にするためには、「苛性ソーダ」という材料が必要になります。
この「苛性ソーダ」は、名前だけ聞くと「炭酸ジュース」みたいなイメージをしますが。(笑)
実はとってもとっても危ない薬品なんです。
薬局などで購入する際も、印鑑などが必要になるほど!
苛性ソーダとは?
毒・劇物取扱法や薬事法で劇物と指定されているたいへん危険な薬品です。高濃度の苛性ソーダ溶液はきわめて危険で、皮膚についたら激しく皮膚を侵し、ほんの1滴でも目にはいると失明のおそれがあります。
あるサイトでは、こういった説明もされています。
私は化学物質の安全性試験を行なう研究所に勤めていますが、苛性ソーダはその中でも最も取り扱いに注意しなければならない試薬の一つで、私たちが実験室で苛性ソーダを扱うときは、保護めがね、保護手袋をつけ、安全キャビネット内で慎重に取り扱っているほどなのです。
石けん作りには濃度にして約30%の苛性ソーダ溶液を使いますが、このような高濃度の苛性ソーダ溶液はきわめて危険で、皮膚についたら激しく皮膚を侵し、ほんの1滴でも目にはいると失明のおそれがあります。
苛性ソーダの「苛性」とは、皮膚を侵す性質があるという意味なのです。
市販のレンジ用洗剤やカビ取り用洗剤には、油やタンパク質を分解するために苛性ソーダが入っていますが、石けん作りに使う苛性ソーダの濃度は、カビ取り洗剤中の濃度より実に50倍も濃いのです。
こういった薬品を家庭で扱うと考えるだけでとっても怖いですよね。
それに、慣れてくると扱いも雑になりがちだし、自分が気をつけていても「家族」や「友人」が知らずに触ってしまう可能性だってあります。
事故などが起こる可能性もあるので、扱うこと自体を避ける方が無難です。
できれば、既製品のシアバターを購入する方が安くて安全だと思います。
シアバターの石鹸を入手する方法
シアバターの配合された石鹸はいくつか販売されています。
その中でも、比較的安価で簡単に購入できるシアバターがあるので、次のページでご紹介しています。
コチラのページを参考にしてみてください。(→シアバターの石鹸、おススメはどれ?購入する方法は?)
また、シアバターで手作りをしても安全なコスメもあります。
次のページではシアバターで作る手作りコスメやスキンケア用品の紹介をしています。
シアバターで手作りをしたい場合は、コチラのページを参考にしてみてください。(→シアバターで作る、手作りスキンケア用品とは?)
