シアバターを使ってシミをケアしたい!でも本当に効果があるのかな?
シアバターではシミを改善できないって本当?
シアバターを使いたいと思っていても、こういった不安があると気持ちがあると使うのもちょっと・・・。
そんな不安を抱えている方に、シアバターがシミに対してどんな働きをするのかご紹介します。
また、シアバターを使った方法で肌をケアする方法も一緒にみていきましょう。
この記事では、次のことをご紹介しています。
- なぜ、シアバターではシミを改善する効果が発揮できないの?
- シミを改善するために、シアバターを使ってできるスキンケア
- シミを改善するために、使うとおススメのスキンケアは?
なぜ、シアバターではシミを改善する効果が発揮できないの?
いきなりですが、結論から言ってしまいましょう。
シアバターでシミを改善する効果は、正直に言って「ありません」。
でも、シミを薄くするような手助けをすることはできます。
シミとは、メラニン色素が色素沈着をしたことによって発生する肌トラブルです。
紫外線の影響を受けた皮膚が「紫外線から肌を守るぞ~!メラニンを作れ~!」と活動することによって、メラノサイトからメラニン色素が生み出されます。
通常であれば、メラニン色素は肌のターンオーバーと一緒に、不要になった古い皮膚や角質などと一緒に体の垢として排出されます。
そして、このメラニン色素が少しずつ表面にあらわれることで「シミ」として肌の表面に登場してきます。
シアバターはお肌にとって高い保湿効果をもたらすことで、肌のターンオーバーを正常化させたり、皮膚を柔らかくする効果が期待できます。
しかし、「シアバターを塗りました→すぐにポロっと取れました」なんてことにはなりません。(笑)
シアバターを有効的に使う場合は、「シミの予防」と「シミを薄くするためのスキンケア」に使うことがおススメです。
シアバターを使って、シミを改善するためにできることとは?

シアバターを使ってシミを予防したり、薄くするためのスキンケアを行うには、主に3つの使い方ができます。
- 紫外線対策
- 日焼けをした後のケア
- デイリーケア
① 紫外線対策
シアバターには微力ですが、紫外線をカットする作用があります。
そのため、日焼け止めのように使うことも可能です。
ただし、日焼け止めのような高い紫外線カット効果がないことと、「シミ」の主な原因となる紫外線A波はカットできない特徴があります。
あまり頼りがいはないですが、まったく何も塗らないよりはマシです。(笑)
しっかりと紫外線をカットしたい場合は日焼け止めを塗りましょう。(→シアバターの日焼け止め効果は、数値にするとどれくらい?)
② 日焼けをした後のケア
シアバターを使って日焼け後の肌をケアすることができます。
日焼けをした後のお肌は、「火傷」と同じような状態をしています。
「え!日焼けが火傷とか、大げさ~」と思ってしまいがちですが、強い紫外線に当たると「赤くなる」「ヒリヒリする」といった症状が起きますよね。
そのため、日焼けをしっかりとケアをしてあげなければ、お肌は乾燥し、バリア機能を低下させます。
この状態で「洗顔の摩擦」「化粧の摩擦」といった刺激が少しずつ蓄積し、紫外線に当たっていなくてもシミのもとになるメラニンを発生させているんです。
使い方は、通常のボディケアやデイリーケアの使い方と同じです。(→シアバターを顔に使う正しい方法、間違えると逆に悪化するので要注意!)
正しい使い方をすることで、日焼け後のお肌をはやく回復させることができます。
それから、日焼けで赤く炎症を起こしている場合は、できるだけ早く冷やすことも忘れないでくださいね♪(→痛い、赤い!日焼け直後の肌を正しく冷やす方法)
③ デイリーケア
シアバターを毎日のケアに使うことで、お肌のバリア機能を高めて「摩擦」などによる刺激を減らすことができます。
肌の健康状態を高めてあげることは、美肌につながるだけでなく、シミやニキビといった肌トラブルを予防することにつながるのです。
シアバターはデイリーケアの中でも「水分の蒸発を防ぐ」という大切な役割をしています。
このおかげで肌の水分量は保たれ、ターンオーバーが正常に働くようになります。
すると、シミのもとになる「メラニン色素」は体外に排出され、今後できる可能性のある「シミ」を予防し、今できている「シミ」を薄くする効果が期待できるのです。(→シアバターをデイリーケアに取り入れる、そのメリットと効果とは?)
シミを改善するために、使うとおススメのスキンケアは?
シミを直接的に改善するには、「シミ治療」と「シミ消し治療」があります。
皮膚科や美容外科などの医療機関でも治療を受けることができます。
レーザーやケミカルピーリングなど、さまざまな方法があるので気になる方はお近くの医療機関に問い合わせてみるのもアリだと思います。
ホームケアでシミをケアするには、次のことが大切になります。
- 紫外線から肌を守る
- 美白製品を使う
- 血行不良を起こすような生活スタイルを見直す
① 紫外線から肌を守る
日焼けケアをしている時に、さらに紫外線に当たり続けるとお肌が回復できず「シミ」ができる確率はぐっと高くなります。
そのため、強い紫外線に頻繁に当たることは避けましょう。
日傘や日焼け止めなどの紫外線対策アイテムを使って、紫外線が直接肌に当たることを予防することが大切です。(→日焼けを避ける6つのポイント)
② 美白製品を使う
美白製品には、厚生労働省から認められた成分が入っているものや、シミの原因となるメラニンの働きを抑制する効果があるものがあります。
そういったものを使うことで、シミができにくくなったり、シミを薄くしたりする効果が期待できます。
特にシアバターと一緒に、そういった効果のある化粧水を使うと、より高い働きが期待できます。(→美白化粧水、おススメは断然ビタミンC!)
③ 血行不良を起こすような生活スタイルを見直す
美肌や美白のためには「規則正しい生活」がいいと言われています。
その理由は、睡眠をしっかりとることで成長ホルモンが分泌され、きちんと肌ターンオーバーが行われるようになるから。
食生活は、肌のターンオーバーに必要な栄養素を吸収する大切な手段だから。
このように、シミを予防改善するために必要な「メラニンの排出」を行うターンオーバーを整えるには、生活スタイルを良い状態にすることが必須です。
特別なスキンケア用品やサプリメントを使わなくても、生活スタイルを見直すだけでお肌の状態が変わります。
もし、生活スタイルがお肌に悪い影響を与える心当たりがある場合は、生活スタイルを見直してみましょう。